高岡城

参考資料:歴史都市たかおか~我らのまちに歴史あり!~

加賀前田家

前田利家は、加賀前田家の創始者で、豊臣秀吉亡き後、天下を狙う徳川家康に唯一睨みをきかす実力者でした。
しかし、その利家がここぞとばかり加賀征伐を企て、加賀前田家存亡の危機を迎えます。
この危機を回避するため、利家の嫡子、前田利長は、実母の芳春院(まつ)を江戸に人質とし、また自身は早々に隠居し、まだ13歳の弟利常に家督を譲るなど、当面は衝突を避けるために苦渋の政治的決断をくだします。