本業紹介(美術鋳物旋盤加工)
銅器って何?
皆さんの身の回りにありませんか仏壇や床の間に重くて渋い......。
銅像、仏像などの巨大なオブジェ。
茶道や華道、書道の道具に使われていませんか。
記念品では、文鎮、ハンコの朱肉入れ、灰皿、えとの置物、など。
意外と身近にありますよ。
高岡銅器は専門職人さんの分業で仕上がっていく製品が多く見られます。
鋳物屋→仕上げ屋→色付け屋→問屋という具合です。
それぞれの分野にも細かく職人技が分かれています。
私の仕事は仕上げ屋さんの分類に入ると思います。
取引先の鋳物製造屋さんからの依頼加工です。
こんな銅器のま~るい部分をま~るく削りだします
美術銅器を加工(削る)する場合は寸法精度より
見た目の感覚が重要になってきます
ポイントは、いかに柔らかく上品に見せるかです
.. もうちょい丸みが欲しい... それが0.5ミリでもあり
0.7ミリでもあるのです..う~んもうちょい..
それは、寸法にない感覚でしかないのです。
加工依頼品動画で紹介
日本のお祭りには付き物の(鉦鼓)銅製の楽器です。
取引先の鋳物製造所さんからの音合わせの旋盤加工のご依頼を受けました。
(鉦鼓)はお寺さん用とお祭り用があるそうです。
関西地方の祇園祭り、だんじり祭り、関東地方の山車、屋台まつり(熊谷うちわ祭り、深谷まつり、鬼石夏祭り等)や三重県桑名の石取祭り、など全国に鉦鼓の囃子はたくさんあります。
今回は響きと余韻の音作り加工依頼です。