旧前田侯爵邸(東京駒場)の階段の手摺

63号 2005.3月発行

――――――金屋なでしこたち東京へ行く――――――
第11回マイタウンマップコンクールの受賞式に出席するため
金屋のおじさん、おばさんが東京へでかけます
いざ、飛行機に乗ってお台場にある日本科学未来館へ
次の日は、金屋町ゆかりの加賀藩の殿様の住まいだった旧前田侯爵邸、
そして、あこがれの六本木ヒルズへ繰り出しましたが・・・・・
メンバー:金森仁志さん夫妻、新保さん、鷲北さん、私

5日7:00 金屋出発
   金森さんのワゴン車に乗り込んで出発
8:50 羽田行き飛行機出発
   飛行場で記念撮影をしていたら、小さい子供に珍しいものでも見たかのようにじーっと見られました。
13:00 表彰式
   会場に入って席に着くと、にぎやかなおばさんたちもさすがに静かになりました。「メディア、アンド、ピープル。人々のかかわりにメディアを活かしていきたい」と、実行委員長さんがおっしゃいました。
16:00 懇親会終了
  懇親会では、慣れない名刺交換におろおおろ。でもしっかりデザートまで食べました。皆さんとお話していると、住んでいる地域に対する熱い思いが伝わってきました。懇親会終了後、館内を見学して帰りました。
18:30 祝賀会
   宿泊先のホテルのレストランで5人で乾杯。本日4食目です。
20:30 東京タワー
おじさん、おばさんはおじゃま虫だったようです。



6日7:30 朝食
9:00 チェックアウト
10:00 旧前田侯爵邸洋館
   前田利長さんあっての金屋町です。やっぱり行ってこんならんでしょう。激動の歴史を見つめてきた屋敷は今は静かにくつろいでいるかのように思えました。
12:00 六本木ヒルズ
   「おばさんたちが六本木ヒルズへ行きたいと言うじゃな〜い。でも、着られる服はありませんから、残念」 お昼を食べただけで帰りました。
15:00 羽田空港
   「こんなのが売っていたよ」「えっ、どこで?」と、あっちこっちでお土産を買いまくりました。
18:30 富山市内で夕食
   富山湾の魚の味が恋しくて回転寿司屋へ直行
20:30 金屋着 お疲れさま
   お土産の中でも日本科学未来館で買った宇宙食がうけました。評判良かったのは大学ポテト。見た感じは麩菓子のようで、口の中でかんでいると、芋の甘い味がしておいしかった。イチゴも見た目は赤い麩菓子のようでしたが、口の中に入れるとただすっぱーいだけでおいしくなかった。

受賞旅行・第一話

朝目をさますと、心配した雪は降っていなかった。空は明るいと感じた。はずむ気持ちを抑えつつ、集合場所へと急ぐ。金森さんが運転するワゴン車の中は楽しい会話が弾み、あっという間に富山空港へ到着。富山は雪が降っていて、駐車場は雪解け水でびちゃびちゃだった。東京用に履いてきた革靴に水がしみて冷たい。早めに搭乗手続きを終え、さっそく全員で出発の記念撮影。小さな子が珍しいものを見るようにこちらをじーっと見ていた。到着機の遅れにともない、20分ほど送れて離陸した。いつもは日本海に向けて飛び立つのに、今回はめずらしく山へ向かって飛び立った。田や家々が小さくなっていき、道がだんだんと細かい模様を編み上げていく。と、雲の中に入り窓の外は真っ白になった。しばらくして、コーヒーを飲んでくつろいでいると、「あれ諏訪湖かね?」という後ろの席から新保さんの声がした。見ると、深い藍色で塗りこめられた大きな湖らしいものが真下に見えた。まもなく、着陸態勢に入り、タンクや倉庫が真横に見えてきたとき、ガシッと大地に受けとめられた。さあ東京に着いた。・・・・・・・・次号へつづく