45号 | 金屋町の遠足と文化祭 発行2003.9月 |
金屋緑地公園―――――>勝興寺(高岡伏木)―――――>北前船回線船問屋「森家」(富山市岩瀬)―――――>松月(昼食)―――――>富山県民会館分館「金岡邸」(薬種商の館)―――――>竹内源蔵(鏝絵)記念館(小杉町)―――――>金屋町着 左の写真:料亭「松月」の前にて |
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右の写真:補修中の勝興寺。屋根は亜鉛合金で葺いてある。屋根に手が届くのは今だけ。 下段左の写真:勝興寺七不思議の一つ、「屋根を支える猿」。間近で見ると猿ではなくふんどしをしたあまのじゃくであったことが判明。 下段中:北前船回船問屋「森家」。国指定重要文化財。海商の生活ぶりがしのばれる。 下段右:森家の前の道。参勤交替の北陸浜街道。金沢城を出発した一行はわが町高岡を通り、この街道を通って江戸へと向かった。 |
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※勝興寺七不思議――@実のらずの銀杏 A天から降った石 B水の枯れない池
C屋根を支える猿 D魔除の柱 E自然に水が出た雲龍の硯 F三葉の松
江戸時代から昭和初期にわたる人々の、一生懸命に生きようとした姿に触れることができたように思う。伝えられてきたものを受け継いで次の時代へ繋げていかなければならない。 |
金屋町公民館まつり 平成15年9月27日、28日 澄み渡った空に風がここちよい昼近く、お団子などを買う小銭と、買っておいたお茶券をもっていざ公民館へ。誰にあえるだろうかと、いそいそと出かけたのでした。 |
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右の写真:竹中勝治さんの鉄瓶のコレクションから、金屋町ゆかりの作品を展示させてもらいました。 下段左の写真:お茶席の様子。たまにはこうしてゆっくりとお抹茶を味わうのはいいものです。 下段中:館内には、町民の作品が展示されています。お抹茶は、気軽なわりに本格的なので人気があります。 下段左:子供の作品コーナー。わが子たちも幼稚園に行く前から出品していました。最近子供の数が減ってきてコーナーが寂しくなりました。 |
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茶道ならぬ茶小道 若いころお茶を少し習ったことがあります。私の場合は茶道とは言えずさしあたり茶小道というところです。茶小道の私は、公民館まつりに行われるお茶席が好きです。普段着のままで形式ばらず、お値段もそこそこなので気軽に参加できるからです。しかしながらお茶道具一式、お茶菓子、飾られているものは、どこのお茶会にだしても恥ずかしくないものばかりです。気軽にお茶の世界に触れることができるので、町の皆さんにも人気があります。 金屋町はお茶の風呂や釜を製造しているということからでしょうか、茶道をたしなむ人が多いと思います。事実お茶の先生をしてる方がたくさんいらっしゃいます。 私が年頃になると、茶道をかじったことのある祖母も母もそろって、お茶を習うことを勧めました。「好きなときに好きなように飲んだほうがおいしいよ。形にはまって、手順を気にしながら飲んでどこがおいしいの?」と反発したものです。お稽古に通ううちに慣れてきて、自然な振る舞いができるようになると、人前に出てもおろおろしない自分を感じました。やっててよかったと思ったものです。娘にも勧めているのですが、昔の私と同じことを言っています。 |