117号2009.9月発行 |
金屋緑地公園:千本格子を模した噴水 奥に「鋳物発祥の碑」があります |
―――――祝:高岡400歳の誕生日―――――
慶長14年(1609) 加賀藩二代藩主前田利長が 新築の高岡城に入城 高岡町が誕生しました 平成21年9月12日午後 高岡市民会館で式典が行われました |
式典で弥栄節を披露しました。 |
高岡のあゆみ 江戸時代
1609(慶長14)年:9月13日、前田利長が高岡城入城(高岡町開町)約1200戸、人口約5000人の町が誕生
1611(慶長16)年:砺波郡西部金屋の鋳物師が拝領地(金屋町)で鋳物の生産を始める
1615(元和元)年:一国一城令により高岡城が廃城となる
1620(元和06)年:前田利常、高岡町人の他所移住を禁じ、高岡再興政策を始める
1646(正保03)年:前田利長の33回忌。前田利長墓所造営
1661頃(寛文年間):高岡に米場(米相場)と綿場(綿の取引所)ができる
1663(寛文03)年:前田利長50回忌。瑞龍寺が完成
1824(文政07)年:高岡の米場が廃止される。綿場は藩内独占権を与えられる
明治時代
1873(明治06)年:高岡銅器がウィーン万博に出品、高い評価を得る。藤井能三の尽力で富山県初の小学校が伏木に開校
1875(明治08)年:高岡城跡(射水神社を除く)が「高岡公園」として公園指定される
1885(明治18)年:高岡米商会所(後の米穀取引所)が開業する
1886(明治19)年:パリ在住の林忠正(高岡出身)が高岡銅器振興策を提唱する
1889(明治22)年:高岡市誕生。約7000戸、人口29,202人
1893(明治26)年:高岡紡績株式会社設立
1894(明治27)年:富山県工芸学校(現・高岡工芸高校)開校
1897(明治30)年:高岡市黒田ー福野間に県内初の鉄道「中越鉄道」(現・JR城端線、氷見線)開通
1899(明治32)年:高岡ー富山間に官設北陸鉄道(現・JR北陸線)開通。伏木港が開港場に指定される
1900(明治33)年:6月27日高岡大火、市街地の約6割を焼く。庄川改修・伏木築港工事着工
1904(明治37)年:高岡電燈株式会社が高岡市と射水郡に電灯を供給
昭和時代
1930(昭和05)年:高岡でアルミ産業が始まる
1933(昭和08)年:5月3日、高岡大仏開眼式
1934(昭和09)年:豪雨により庄川の堤防決壊
1935(昭和10)年:高岡銅器が銅器生産量で日本一になる
1951(昭和26)年:高岡古城公園で高岡産業博覧会開催
1968(昭和43)年:二上山・雨晴海岸が国定公園に指定される
1975(昭和50)年:高岡銅器、高岡漆器が国の伝統的工芸品産地に指定される
平成
1989(平成元)年:金森映井智氏(彫金)が人間国宝に認定される
1997(平成09)年:瑞龍寺の山門、仏殿、法堂が国宝に指定される
2000(平成12)年:山町筋が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定される
2005(平成17)年:大澤光民氏(鋳金)が人間国宝に認定される
2006(平成18)年:高岡城が富山県から唯一、「日本100名城」に選ばれる
2009(平成21)年:高岡開町400年
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