6号 | 発行 2000.6月 |
金屋町へ遊びにこられ〜
慶長14年(1609年)前田利長は、
高岡城の城下町を開くために戸出西部金屋から鋳物師を呼び寄せ、
千保川の向こう側の地に、鋳物産業を興しました。
これが金屋町の始まりです。
その後400年近く幾度も困難を乗り越え発展し、
昭和50年に国より「伝統的工芸品」として産地指定をうけています。
近年、機械化や公害の問題などで多くの工場が、この千保川のほとりを離れ郊外に移転しました。
騒音と熱とチリにまみれていた昔と違い、今は静かなたたずまいを見せています。
人それぞれのたどる道は違いますが、
「昔を活かして、今を生きる」そんな金屋に触れると、何か感じるものがあると思います。
さあさあ遊んでいかれ、金屋町で……
※地図―金屋町のパンフレットより
なでしこの部屋 もうすぐ暑い夏がきます。 |