里の四季
7月24日
今日はお地蔵祭りの日です
昔・・・
もうすぐ夏休みになるという頃です
「おずはんぼんのろ〜そくぜん、あげましてくだは〜れ」と、
田んぼの中の我が家にも、次から次と村内のお地蔵祭りの世話をする子供たちが訪ねてきました。
10円とか20円、50円だったかなぁ
「お供え物を買ってね」と子供たちにお金をあげます
村中の家を回り、集めたお金でお供え物を買いに行く。
お地蔵さんの飾りつけ、お寺さんにお参りに来てもらう、
お参りに集まった近所の人たちにお下がりを配ったりと
すべての段取りを子供たち(男の子)がしていました。
私が小さな頃、女の子はまぜてもらえなかった・・あいそんなかったなぁ
母が、夕方お参りに行くというので 懐かしく思い出しました。 実家からの帰り道、車で回ってみると もう飾りつけされていました 弟たちがお世話をしていた (もっと前は叔父さんたちも) お地蔵様です |
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お地蔵祭りの日は 子供の頃から変わっていません でも、 「おずはんぼんの ろ〜そくぜん、あげましてくだはぁ〜れ」 と言う 子供たちの声はもう聞かれないそうです |
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朝顔、といっても
木の陰で涼しいからでしょう夕方まで咲いています
夏場、私はここに車を停めます |
日差し、鳥の糞から避難してるんです |
街中よりは2度は気温が低いと思います |
なんといっても欅の陰が良い |
うらにわにはにわ・・じゃなくてアサガオ |
梔子(くちなし)の花・・・匂っています |
となわ(とうもろこし) ”うまそうなった、明日採ろう”おもうて 次の朝行くとカラスに突っつかれとるがやちゃ 何処からくるもんやら、上手に虫ついとるし あんたとこ持っていくがに 綺麗ながよったぁげっちゃ |
虫がついたり、カラスが突付いたり それが安全で美味しい野菜の印 なんだって、でも、たしかに 娘たちは、虫がついてるのを見たら 食べなくなっちゃいそう・・・ 母が作ったとなわは甘くて美味しいのに |
大音響のテレビと長閑な眺めが マッチングゥー(笑) |
ここから入ってくる風がグゥー 暑さにだれた身体が生き返る気がします |
現在の欅 |
40年程前 弟達がお地蔵祭りの世話に燃えてた頃 |
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同じ欅の前です
祖母を囲んで叔母さん達やいとこ達
白黒写真・・・
みんなの了解とらないまま載せちゃいました
昔は、欅の後ろには竹の棒で柵がしてあり
おもや(真野さん)へ続く道がありました
その道が無くなって(耕地整理されて)何年経つのだろう