里の四季
今年の夏は暑い日が続き 生育が早かったのでしょうか 田植えを遅らせたというのに 稲刈りは去年とほとんど同じに |
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遠めにみていると 長閑な刈り入れ風景 ひまわりも高みの見物 |
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機械で刈れない隅の稲を刈ったり 台風で倒れた稲を起こしてやったり 田んぼに落ちこんだ木の枝を まき込んで詰まってしまい 作業できなくなったり 人もコンバインもなかなか大変そう |
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収穫だかは? 気になるところです |
思い出 |
稲刈りが始まるんだなぁと感じたことの1つとして 新しい鎌が床の間にお供えしてある光景が思い出されます。 一家総出の稲刈り 「手切られんがやぞ」何度も注意されながら稲を一株、一株小さい手で掴み、 鎌で刈り取ったのは小学生の頃でした。 稲を3株程切っては田んぼに置き、もう3株程切った稲を少しずらして重ね、 その6株程の稲をくるくると束ねていく。 そのころはまだ一人前の仕事は出来ずお遊び程度のお手伝いでした。 それでも腰を曲げて大変な仕事だと思ったものでした。 稲刈りが終わると、刈り取った稲の束を集め、ハサに掛け、天日干します。 はしごやクラカケ(脚立の大きなもの)に上り、ハサの上の段に干す父や母に 下にいていなわ(稲の束)をほおり投げて渡すのも 身体中ハシカ〜なるし、目に埃が入るし、なかなか大変でした。 そしていつも、日が暮れて暗くなるまでかかっていたように思います。 |