6.真鍮の発明 | マイホームタウン 新保HOUSE |
鉄冶金が生まれてしばらくたった頃、アルメニアの山岳地方に住んでいたj住民が、銅と土を混ぜて溶かしたところ、今まで経験したことのない金属ができた。この土がたまたま亜鉛鉱であった。加熱溶解することによって新しい合金になった。これが真鍮(黄銅)であって、青銅とは異なった特性のあることがわかってきた。前300年頃のヘレニズム時代である。これが次第に近東から西方に広まり、初期ローマ時代以降、各地に広まっていった。ローマでは真鍮貨幣まで作られた。インド方面にも伝播した。現代の銅器には、この亜鉛が多く使われている。 |
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