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故人:畠 春斎 二代目(釜師) 高岡市金屋町6-2:Tel:0766-25-1346 | |
作品のできばえを語る |
三代目、畠 春斎さんが 平成21年襲名されました。 第60回日本伝統工芸展等でご活躍です。 金屋町の思い出の職人さん。二代目畠春斎 千本格子の「さまのこ」が風情を漂わせます。(釜師・畠 春斎)の大きな立て札が目に付きます。 「お気に入りの釜と聞かれても...... これ全部がお気に入りです」 日本工芸会理事や同会富山支部幹事長など務める。1971年日本伝統工芸展初入選から多数受賞 (二代目の主な受賞) 1973年日本伝統工芸展奨励賞 1978年同展日本工芸会会長賞 1979年日本金工展文化庁長官賞 1992年重要無形文化財保持者選賞 |
平岡銅器着色所(着色) 高岡市金屋町7-23:Tel:0766-24-2010 | |
仏具着色の仕上げ工程風景 |
業界では通称(色つけ屋)さん、 金屋町には数件あります。 こちらの着色は寺院用、在家用仏具、神具などの仏具が主で漆の焼付けを行っています。 「一般銅器の色付もやっとったがいけど 今は、仏具に重点をおいとります」 父の代から継ぐ色付業です。 余暇は魚釣りに陶芸、温泉めぐりです。 |
野寺商店(地金) 高岡市金屋町8-15:Tel:0766-22-2537 | |
地金の説明風景 |
銅器を作るのに欠かせない素材を扱うお店です。「工芸用の美術地金なら少量でも大量でも用意できますちゃ」 「銅器で言う、一般的な青銅、黄銅、変わった物で朧銀(ろうぎん)、黒味銅、点金(てんきん)、梨地など、ゆうてもろたら材料素材配合できるがです」 「美術品は素材の色合いが面白いところだと思っとります」 |
石塚銅器製作所(鋳造) 高岡市金屋町8-7:Tel:0766-25-3974 | |
仏具の砂型工程風景 |
表玄関からはここが鋳物工場?一見して想像も尽きません。こちらも玄関から通り通路を通って一番奥に鋳物工場があります。 「祖父やその先の代にも鋳物屋と伝え聞きておるけどここでの仕事は親父が昭和38年ごろから始めたらしい」 砂型を使っての鋳造が主で、仏具や小物の一般銅器製品が主です。 「金屋に生まれたら(やがえふ)踊らんなんがいぜ、ヤッホーの会(弥栄節保存会)で、指導の真似事しとりますちゃ」弥栄節保存会で踊りや児童クラブのお世話と、地域の活動に尽力されています。 |
神初製作所(鋳造) 高岡市金屋町8-11:Tel:0766-24-0852 | |
茶道具風炉のロクロ加工 |
金屋町の路地を入ると創業140余年あまりの歴史を持つ、惣型鋳造(そうがた)の鋳物屋さんがある。 鋳型、鋳込み、ロクロ加工、仕上げ加工までの完成品を製作します。 茶道具の風炉、花入れ、蓋置、香立、香炉などその他、オリジナル作品も製作します。 伝統工芸士の作り出す本物の味わいを奥様と娘さんが切り盛りするお店【鋳物工房、利三郎】で堪能ください。 e-mail:jinpachi@ruby.ocn.ne.jp |
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